inakalife-いなかくらし-

北海道の道北でいなかくらし。スラックライン、地域おこし、田舎暮らし、カメラ、RAW現像、デザイン、イラストについて。

今、無性に本が読みたい。そんな時は田舎って不便だ。

今週のお題「秋の気配」

「今すぐ本が読みたい。無性に。」

読書の秋。そう思ってしまったら田舎暮らしは結構不便だったりします。大抵こんな時は本屋をぶらぶらして気になっていた作品をちらちら探しながら、初めて聞いた作品とセットで購入して読みすすめたいところ。

しかしながら遠別町には本屋がありません。昔は小さな本屋があったらしいのですが今は店を畳んでおり、図書館はありますが本の数が圧倒的にたりないし、すぐに手に入るものと言えばコンビニに並んでいるような「〇〇のすゝめ。これであなたも〇〇!」のようなものだったり。これではちょっとときめきません。

どうしようもなくて結局、過去に読んでいた書籍を引っ張り出して読み返したりして誤魔化します。ここ数日そのようなことが立て続けに起きてしまい、学生の頃に読んだいしいしんじさんのプラネタリウムのふたご、麦踏みクーツェ、ぶらんこ乗りを読み返していました。何度読み返したかわかりませんが相変わらず素敵な本でした。

プラネタリウムのふたご (講談社文庫)

プラネタリウムのふたご (講談社文庫)

 

 

ぶらんこ乗り (新潮文庫)

ぶらんこ乗り (新潮文庫)

 

 

麦ふみクーツェ (新潮文庫)

麦ふみクーツェ (新潮文庫)

 

  

ネットショッピングで生じる時差。これがくせ者。

あぁ読みたい読みたいと、どうしようもなく気持ちが溢れてしまった時はネットショッピングを利用します。しかしこれがまた、またまた。厄介。

作品を見つけて頼んでも2日前後の時差が生じてしまうのです。今!今だよ!となっている気持ちを読み返した作品で心を鎮めてから到着した本を読むのではなんか違うのです。うまく伝えられませんが、なんか違う。
今!今だよ!→ぷらっと本屋で購入→すぐ読む。の流れには到底かなわないのです。

買い溜めしときゃいいじゃん。

すごく単純な解決策ではありますが、性格上うまくいきません。後に控えている本があると思うと読み方が雑になってしまうような気がします。自分の性格上の問題なんですけど。買い溜めしてもせいぜい2~3作品までが理想です。

そんな不便な田舎生活。でも読書がはかどるのも田舎生活。

あぁだこぅだ文句言ってましたが、田舎で生活していると読書がはかどるのは間違いないです。静かな夜に。海沿いで。森の中で。虫の音や潮騒、自然の静かな環境で本を読むのは大変はかどります。疑ってかかる方はぜひ一度試してみて下さい。札幌で会社員していた時よりも数倍本を読むようになったので身を持って実感しています。

 

結局何が言いたいかって、今まさに読みたい状態になっているのです。今回はネットショッピングしてしまいました。到着までしばし我慢!

2015年1月追記

お友達が浦河町に本屋を作ったというニュースが。その名も【六畳書房】。さっそく一口店長にさせて頂きました。詳細は下記リンクより。

そんなこともあり、先日浦河町まで遊びに行きました。訳あって軽トラで8時間。詳しいレポートを後日掲載予定です。おたのしみに。


かぜて / 六畳書房